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2010年12月07日

読書

今年に入って、少しずつ本を読んでいます。

漱石の「坊ちゃん」と「草枕」を読んだ後、漱石の一番弟子でもある芥川龍之介
の作品集(20編ほど)を読みました。その後、龍之介と対極にある(実際、異な
る才能を尊敬していたようだ)志賀直哉の「暗夜行路」と短編を10偏程。

そして満を持して森鴎外へ。高校時代に興味本位で読んだ「イタ・セクスアリス」
は痛快でしたが、それ以外は文語調で難解、というイメージから、今迄避けてい
ました。平易そうなもからと思い「山椒大夫」から読み始め、思いのほか読みやす
く鴎外の奥深い世界に興味が湧きました。それから「最後の一句」「高瀬船」など
晩年の作品を今読んでいます。

この年で名作を自発的にゆっくり味わって読むのは、密かな楽しみであると同時
に、人間というものを色んな角度から改めて見ることができ、とても有意義なもの
です。

勉強もそうですが、強制されてやるものは駄目ですね。身にならなくて。

今さらながら、読書とは、良い物だと実感する次第です。子供たちにも、テレビや
ゲームはほどほどにして本を読む楽しさを教えてあげられると良いですね。本嫌
いだった私が言うのもなんですが(笑)。

まぁ、人生、「何か始めようとしたときに、遅すぎる」と言うことは無いですよね。
私もこの年になり、かつて苦手だったモノに、いろいろと興味が出てきました。


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千葉/工務店/注文住宅/玉川ハウジング

投稿者 tamagawa : 2010年12月07日 19:42