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2015年09月30日

屋外で使う木材

ウッドデッキや板塀などを木で造る場合、
イぺやウリン、イタウバやセランガンバツ
などの重くて堅いハードウッドを使うと、
長持ちます。上記材なら防腐塗料を塗ら
なくても20年もつといわれますが、美観
も考えると浸透性の防腐塗料を塗りたい
ものです。私宅に某ホームセンターで買
ったハードウッド(たいした材ではない)の
フェンスがありますが、2度ほど塗装した
こともあり、20年を過ぎてもまだまだきれ
いです。

ただ、ハードウッドは重いし加工性も悪い
ので、ウッドデッキなど床面以外に使うの
は結構大変です。そこで、針葉樹の中で
耐久性の高いレッドシダーや桧を使うの
も良いかと思います。(建築の最高材料
である桧も、屋外使用はちょっと用途違
いではあるんですね)。

桧とレッドシダーだとどちらがもつか?と
いう質問がネットでもあるようですが、実
際に施工した印象では、私は桧に軍配が
あがる気がします(勿論、材料の質でピン
キリですが)。レッドシダーの方が表面が
柔らかく、節穴などから傷みやすい印象。
桧も死に節抜け節があるとそこから痛み
やすいのですが、レッドシダーより表面が
堅く節もとれにくいです。ただし塗装は油
分の少ないレッドシダーの方がやりやす
いですね。いずれも防腐塗料を5年に一
度程度塗っていれば、結構長持ちすると
思いますね。


千葉/工務店/注文住宅/玉川ハウジング

投稿者 tamagawa : 2015年09月30日 23:27