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2012年08月23日

国産材

ちょっと朗報!

政府は、国産木材を使って住宅を建てた人に、様々な商品と交換できる
ポイントを与え、国産木材の普及をうながす政策をとる方向で、調整に入
ったそうです。

国産木材の使用量に応じて、20万~30万ポイント(1ポイント=1円)を
目安に考えている模様。

安い外材におされて消費が低迷している桧や杉材の需要増につながり
そうです。土台、柱、1階床組を国産桧、桁・小屋材を国産杉で造ってい
る当社のお客様にとっては、良いお話と思いますね。

高級木材とされてきた桧材ですが、化粧材を中心にバブル期から大幅
下落しました。特1材(構造材としての最上級。化粧ではないので、節は
沢山ある)の柱などは、下がっても2~3割程度かと思いますが、和室
に使う化粧柱は半額以下、最高ランクのものは7割、8割と下がった気
がします(これは、景気云々じゃなく、真壁和室が減って化粧材の需要
が急減したことによる影響の方が大きいですが)。

いずれにせよ、日本の数少ない豊富な資源である木材を、自国で消費
することは、国内経済にとってプラスであり、また森を守る上でも必須で
あり、家を建てる人にとっても、賢い選択と思いますね。

実施時期は来年かな。消費税も上がることだし、その時期にあわせても
良いですね。


 政府が国産木材の利用を後押しするのは、スギやヒノキなど国産木材の価格が急落し、地域経済に深刻な影響が及んでいるとの危機感があるためだ。急速に進んだ円高・ユーロ安を背景に、北欧などから安価な木材が流入。高級木材として知られるヒノキの価格(1立方メートルあたり)は7月時点で1万6800円と、ピークだった1980年ごろの約4分の1にまで値下がりしている。
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投稿者 tamagawa : 2012年08月23日 14:32