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2009年04月22日

建築屋の倒産

どの業界でも、売上や利益率が落ちた状態(赤字決算)が続けば、
会社はつぶれます。

建築屋も同じこと。

でも仕事量が急拡大していているところは、実質赤字でも前金を多
めにもらい、その前のお客様の工事費支払いにあてる、ということで
資金繰りに余裕を持たせることが出ます。 でもこれ、よく考えれば
ネズミ講のようなもので、業績が頭打ちになった途端、急に資金繰り
が悪くなり一気に倒産、というのがよくあるパターンです。

先月も県内で急拡大していたハウスビルダーが倒産しました。特に
末期では、工事前に高額の支払(500万とか1000万とか)を要求
するなど、お決まりのパターンだったようです。

工事途中の施主さん達をはじめ、大きな被害を受けている皆さんの
ご苦労は、想像を絶することと思います。

当社では工事の出来高を目安にしたお支払を原則にしています。
頭金が1割、着工時金は無、あとは上棟時3割、中間時3割、完成時
3割、というのが基本形。

これでも完全な形ではないけれど、双方にとって公正・公平さを追求
した結果の最善の方法と思っています。 

そして、頂いたお金でその現場の工事支払いに充てる、ということを
していますから、万一もう店じまいだ!なんてことがあっても、工事費
支払の原資があるので、ちゃんと完工出来るわけです。これは工務店
としての最低の義務だと思っています。

勿論、住宅は完成後も長いおつきあいがありますから、施工業者が
無くなっては困りものですけどね。

これからもがんばって参ります!

投稿者 tamagawa : 2009年04月22日 19:17