玉川ハウジングHPへ戻る

« 電気屋さん | メイン | 千葉県知事 »

2009年03月28日

重い外壁

ふた月ほど前か、近くで火事があった。幸い死傷者が出ることもなかったのだが、
半分焼け落ちた建物がずっと放置されたままだったので、とても危険で心配して
いた。
        その建物の解体がやっと始まっていた↓。
        解体現場.jpg
この建物、1階が2つの店舗、2階が2世帯の居住用で2階に一家族が住んでい
たが他は空き家だった。築30年ほどだろうか。あまり丈夫そうでない骨組みに、
外壁がタイル(1階)、瓦(2階)という超重量級。メンテナンスが悪く、タイルは何
十枚もはがれ落ちていた。「外壁が瓦」というのは違和感があるかもしれないが
以前はよくあった形。この場合の瓦は1枚1枚釘留めするのだが、地震のことを
考えると怖いし、建物への負担も大きいので、今ではまずお目にかかることは無
いと思う。

さて建物の外壁は何が理想なのか?

私は耐久性と建物への負担、メンテナンス性を合わせて考えることが必要だと思う。

タイルは素材の長い寿命から外壁には魅力だが、重いものを貼る(レールにひっか
ける工法もあり)ことに、個人的には違和感がある。目地のメンテナンスは必要だし、
メンテナンスを怠ると、タイルが落下することもある。「タイルなら一生安心」と思って
しまってはいけないのだ。

どうしても貼りたい場合は、1階のみにするか部分的に貼ることをお勧めします。

投稿者 tamagawa : 2009年03月28日 16:25