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2011年11月16日

対北朝鮮

サッカーW杯アジア3次予選。

最終予選を決めている日本にとっては、消化試合でしたが、
22年ぶりの敵地平譲での試合ということで、すごい緊張感
がありました。

日中の試合でしたのでTVは見れませんでしたが、各報道を
見る限り、その不気味さは異常。

5万人収容のスタジアムは真っ赤に染まり、日本人サポータ
ーは許された上限150人。代表ユニフォームも日の丸も鳴り
物・横断幕も禁止、おまけに着席厳守で周囲は軍の監視員
付き。

日本代表は先発を6名入替え1.5軍での試合。いろんな意
味があったでしょうが、怪我や警告累積の考慮も当然あった
と思います。

試合内容は、完全な北朝鮮ペースだったようです。日本代表
も課題が多かったようですが、褒めるべきは北朝鮮イレブン
です。反則だらけのフェアプレーからは程遠いやり方だったよ
うですが、この状況下では選手を責める気にはなれません。

これだけの環境と有利な状況を用意され「格上日本に勝て」
と送りだされているのです。非道な独裁国家から与えられた
身の危険さえ感じるこの異様なプレッシャーは、我々日本人
には想像することすら困難でしょう。

試合終了後の北朝鮮サポーターの感想:
「日本を負かしたという民族的な自尊心が刺激され胸がすっ
きりした」 「この痛快さをどう表現していいか分からない」
まぁ、これはこれで良しとします。

納得いかないのは、よど号ハイジャック事件で北朝鮮に亡
命した国際指名手配中の元赤軍、若林容疑者らも観戦し
ていたこと。北朝鮮では逮捕出来なんですね・・・。そして
そのコメント「北挑戦を応援しようと思ってきたけど、やはり
日本を応援してしまうな」。なんだよ、それ。年とって日本が
懐かしいのか。

しかし、運営も含めて、やはり異常としか言えない北朝鮮。
体制が変わるまで、もうアウェイでの試合はしたくないもの
です。削られまくる(反則をされまくる)選手も危険で可哀そ
うです。

投稿者 tamagawa : 2011年11月16日 14:54