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2011年03月19日

天井の強度

耐震性を論ずるときは、建物の構造が主たる対象である。

天井なんぞを考慮することは殆どない。木造住宅の天井
は上に横たわる梁桁から吊り木を釘で打ちつけ、それに
野縁(下地の木組)を作り、石膏ボードを打ちつけていく。

加重がかかる訳ではないから強度はそれなりだ。2階の
天井裏に人が入る場合、梁桁の上を歩く。足を踏み外せ
ば天井に穴が開く。体ごと落ちれば、ボードが剥がれ落
ちるかもしれない。まぁ、そんなものだ。でも地震で天井
が落ちた、と言う話はまず聞かない。ましてや今回の南
関東の震度5程度では、まず落ちない。

ところが、オフィスの天井、ボーリング場の天井などはあ
ちこちで落ちている。軽いから、大怪我になることはあま
りないだろうが。

ホールの天井も何箇所かで起きた。千葉フィルの演奏会
場である、習志野文化ホールでも客席の一部が剥がれ
落ちたらしい。

川崎のミューザというホールでは、天井の大部分が落ち、
ひどい惨状だ。平日で公演が無かったから良かったもの
の、もし人がいたら、大惨事だった。

天井を落ちないようにすることは、それほど難しくは無いと
思うのだが・・・。少なくとも人が集まるところでは、天井も
耐震構造であるのは、当たり前ですよね。

とても、納得いかない、出来事でした。


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千葉/工務店/注文住宅/玉川ハウジング

投稿者 tamagawa : 2011年03月19日 19:53