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2010年09月29日

過ぎたるは

及ばざるがごとし。

2年ほど前、私が参加する千葉フィルで楽器保管庫が必要になりコンテナ倉庫
を借りた。内部に棚が必要だったので、材木を私が準備しウチの大工に造って
もらった。

重さが3,40キロあるティンパニーを2台乗せるので頑丈に、と思い3寸の杉材
で骨組みし、周囲を12mmの合板、天板を20mmの合板で打ち付けた。大工
は更に骨組みの杉材に加工を施し住宅の床組み並の構造になってしまった。
・・・ん~やりすぎ。半日でしあげてもらおうと思ったら、丸一日かかってしまった。

このコンテナが移転になると言うので、先日、自分でその棚を壊しに行った。

いやぁ、長いビスが何十本も打ち込まれインパクトドライバーではずすだけでも
結構大変だった。おまけに材料が大きくて車(ワゴン)に積み込むのもいっぱい
いっぱいだった。これ、やっぱりやりすぎ。もう少し細い材料で手軽に作るべき
だった。

「簡単な棚をつけて欲しい。立派なものじゃなくて良いから」・・・こんなご希望を
お客様からよく言われるが、構造的にがっちりと本格的にしか造れない。

普段から構造面にこだわって家作りしているから、致し方ないですかな。

たまにやりすぎたことを後悔します。不器用な会社ですみません(苦笑)。
ライトな感覚が必要なときもありますな。

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千葉/工務店/注文住宅/玉川ハウジング

投稿者 tamagawa : 2010年09月29日 21:00