玉川ハウジングHPへ戻る

« 今日のランチ | メイン | 省エネ運転法 »

2008年06月19日

房総三山

神野(じんや)寺のある鹿野山、日本寺のある鋸山、清澄(せいちょう)寺のある
清澄(きよすみ)山の3つ。いずれも山岳信仰の場として栄えたことから有名に
なった。県内最高峰の愛宕山はサルと自衛隊の観測所があるが観光名所とい
うわけではないのかな。

房総三山の一つ、鹿野山は、マザー牧場が近くにあり、我々には一番馴染みが
ある山。県民なら子供の頃遠足で行った事がある人が多い。神野寺は昭和54
年にトラ2頭が逃げ出しその大騒動が連日TVで流れたことを記憶のある人も多
いだろう。聖徳太子開山と言われる鹿野山は信仰の場だったが、江戸時代から
は行楽地として栄え、松尾芭蕉や安藤広重も来ているらしい。明治以降も神野
寺と門前町は東京から多くの文人や避暑地として外人にも人気があったと言う。
東京から船で木更津へ。そこから人力車の道のりは、ちょっとした旅行に適当な
距離だったのか。

昭和4年の都新聞(現東京新聞)の東京から日帰りでいける遊覧地人気投票で
237万票を集め第1位になったことから関東第一山と呼ばれた。その人気は今
で言えばディズニー並みといったところか。

神野寺は子供の頃一度行ったことがある。まだ2匹のトラはまだ逃亡前でボロい
オリ越しに見たその迫力は凄かったのを覚えている。

鹿野山から眺める房総丘陵は「九十九谷」と言われ、山々が連なる風光明媚な
場所である。まぁ標高が低いとは言っても山々のことを「谷」と名づけたのには恐
れ入りますな。

なかなか良い所です。一度訪れてみてくださいまし。


投稿者 tamagawa : 2008年06月19日 18:57