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2008年03月13日

中国のお金持ち

中国の富裕層を対象にしたビジネスが注目らしい。

日本は、世界でもまれな貧富の格差が小さい社会だが、その正反対をいくのが
今の中国だろう。俗に言う「中産階級」(年収100から600万)は8000万人程
度と聞いたことがある。10億以上の人は農業従事等で低所得。富裕層の割合
は全体比では極めて低いが、何せ分母が大きい国だから絶対数は多い(どの位
かは忘れたが・・・)。

その富裕層を対象とした住宅建設に日本のハウスメーカーも参入しているらしい。

住友林業の出資会社が上海に計画しているのは、数千㎡(1000坪以上)の土
地(借地)に木造住宅を建て、販売予定価格が1億円! 自力で購入できる人は、
日本人じゃ極めて少ないだろうな。世帯収入が5000万位ないと買って維持管理
しながら、それに見合った生活が出来ないのではないだろうか。

大和ハウスは、大連で高層マンションと商業施設・ホテルの複合施設(総事業費
800億円)を建設するらしい。富裕層向けのマンションの計画戸数はは2660戸
とのことで大連にも十分な富裕層がいるということだろう。

何か、バブル期の日本のようだ。北京オリンピック景気も後押ししているのだろう
が、急激な経済拡大は落とし穴が待っていることを気付いているのだろうか? 
ひと事ながら心配になってしまいます。

まぁ日本企業は国内市場がジリ貧だから、皆中国でひと設けを狙っているのでし
ょうが。

その点では、大手企業が羨ましくもありますが、でも建築って何と言っても地元で
やるのが有利なんですがね。

・・・・・地場工務店社長のたわごとでございました。

投稿者 tamagawa : 2008年03月13日 15:06